シニア野菜ソムリエクボジュンの活動ブログ

2015年春出版予定の本の取材、最終回で長野県下伊那郡売木村へ。

2014年4月に信州の伝統野菜に選定されたばかりの伝統野菜「駒屋ねぎ」の取材に伺いました。

 

駒屋ねぎをずっと栽培してきた、90歳過ぎのおばあちゃんを訪問。

「駒屋」の由来は、おばあちゃんの家の屋号からきています。

おばあちゃんの実のお父さんが、木曽馬の種つけをやっていたのだそうです。

 

おばあちゃん、いつもより早起きして、五平餅と蒸かしたジャガイモを準備して待っていてくれました。

駒屋ねぎのねぎ味噌づくりを、せっかくなら私に体験してもらおうと、ねぎ味噌は混ぜる手前まで準備されていました。

駒屋ねぎ 売木村 信州の伝統野菜

すり鉢でねぎ味噌づくりを体験させていただき、それを五平餅と蒸かし芋に塗り、おばあちゃんが炭火で焼いてくれました。

五平餅 飯田市 下伊那郡

駒屋ねぎは、緑の葉の部分までやわらかく、甘みのあるねぎです。

駒屋ねぎのねぎ味噌をたっぷり塗った大きな五平餅を2本、蒸かしいもも何個もいただき、おなかいっぱい。

最高の贅沢をさせてもらいました。

 

思えば、この本の取材は、どこへ行っても気軽に自宅へ上げていただき、お茶と漬物を出してくれ…。

さすが南信州。人の温かさを改めて感じる取材になりました。

 

最後に、駒屋ねぎの圃場で、おばあちゃんにねぎを抜いてもらいました。

雪が舞う中での取材。畑にも、うっすら雪が積もっていました。

駒屋ねぎ 売木村 伝統野菜

 

 

クボジュン

食の地域活性化プロデューサー/南信州伝統野菜コンシェルジュ

 

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2015年春出版予定の本の取材で、長野県下伊那郡天龍村へ。

ここ信州の南端(長野県飯田下伊那地域)では柚子が採れます。

その柚子を使い、天龍村坂部地区で製造される伝統食柚餅子(ゆべし)づくり、2年前に初めて体験させていただきましたが、今回は取材を兼ねて、体験をさせていただきました。

柚子 天龍村 あさイチ

 

柚餅子は、果肉をくり抜いて、くるみやごまを練り込んだ味噌を詰めたもの。

戦国時代に武士が携行していた保存食で、長野県の選択無形民俗文化財にも指定されています。

 

まずは、ゆずの中身をくり抜く作業から。

ゆずの良い香りが加工施設じゅうに広がりました。

中身を詰めて蒸し始めると、さらに強くゆずの香りが立ち込めます。

 

蒸し器で2回にわたって蒸すこと約3時間。

その後、約4か月、手で皮をもむ作業を重ねながら、自然乾燥させて完成させます。

一つ一つ手作りで丁寧に大切に作られています。

柚餅子 ゆべし 天龍村

 

できるだけ薄くスライスしてそのままお茶うけにしたり、私はチーズと一緒にワインのおつまみで食べるのがおすすめ。

長野県内では、ながの東急で購入できるほか、信州プレミアムオンラインショップでも購入できます。

独特の食感と風味を味わってみてください。

信州プレミアムオンラインショップ

http://shinsyu-premium.com/?pid=67992146

 

今年はとにかく柚子が不作で、体験希望の方を何人もお断りしてしまったそうです。

そんな中、取材と体験、貴重な機会をいただきました。

 

柚餅子生産者組合長の関京子さんと出会い、この地域に40年も前に、地域活性化のために自ら立ち上がった女性がいると知りました。

関さんのような方が近くにいてくださり、私もめげずに前に進むことができます。

そんな関さんの「坂部を地図の上から消したくない」という想い、自分の本を通じて伝えられたらと、おこがましくも思っています。

柚子 柚餅子 関京子 天龍村

 

クボジュン

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