南信州地域と私の伝統野菜と地域の食に関する取り組みについて高い評価を頂戴し、改めて自分の住んでいる地域と自身の活動に誇りと自信を持つことができました。
大好きな南信州のPRもできたうえ、群馬県のおいしい食と人の温かさに触れた、素晴らしい機会となりました。
すっかり群馬県ファンです。
このたび国内某有名ブランドが運営するサイトにて、南信州の現地ライターを担当させていただくことになりました。
このサイトは、地域活性化の取り組みや地域活性化に取り組んでいる人にを取り上げて、紹介していくものです。
その第1回目の執筆のため、“天空の里” 日本のチロル・下栗(しもぐり、飯田市上村)へ出掛けました。
下栗を日本の絶景スポットとして全国区にした、地域づくりグループ「下栗里の会」の景観づくりや情報発信の取り組み、そして現在、年間65,000人の観光客が訪れるようになりましたが、今後の真のファンづくりに向けての取り組みを紹介させていただきたいと、下栗里の会会長の野牧武さんと特産部会長の野牧知利さんにお話を伺いました。
下栗と言えば、信州の伝統野菜に認定されている下栗いも。私は2013年から“下栗ボランティア”として、下栗の遊休農地をお借りし、栽培に通っています。
初めて下栗いもの収穫体験をさせていただいたのが2012年の夏、知利さんのご自宅の畑でした。
武さんには、私が2015年に出版した著書クボジュンが出会った 南信州を彩る伝統野菜に登場していただいています。
下栗へは、下栗いもと蕎麦の栽培をはじめ、もう30回以上は通っていると思います。武さん、知利さんとのお付き合いも深いものになりました。
地区外の私をいつも温かく受け入れてくれ、景色も人も大好きな下栗は、今回どうしても紹介させてもらいたかったのです。
天空の里ビューポイント展望台にて
この日は、武さん、知利さんが案内人を務める、ガイドツアーにも同行取材させてらいました。広島県、岡山県からのツアーでした。
この記事は、7月下旬の下栗いもの収穫時期に合わせてアップされる予定。公開されましたらお知らせしますので、ぜひお読みいただければ嬉しいです。
飯田商工会議所青年部に、初の女性会員であり、現在も唯一の女性会員として所属しています。
このたび、30周年記念大会が開催されました。
式典と講演会を飯田市鼎文化センターで行い、私は司会を担当。
式典には、牧野光朗飯田市長をはじめ、柴田忠昭飯田商工会議所会頭、小林諭史飯田商工会議所副会頭、永井嗣展飯田商工会議所副会頭、福澤栄二飯田商工会議所専務理事、森山和幸飯田信用金庫理事長、宮澤博史八十二銀行副支店長等にご来賓としてご臨席いただき、飯田商工会議所青年部歴代会長、姉妹提携する三遠南信地域の浜松・豊橋の商工会議所青年部、長野県内他地区の商工会議所青年部等、多くの方にご出席いただきました。
式典の中では、記念事業として開催した「リニアの街 いいだの未来 夢絵画コンクール」の表彰式も行われました。
講演会は、元中日ドラゴンズの立浪和義さんにお越しいただきました。
司会については、青年部の仲間をはじめ、ご来賓やご招待客の多くの皆さまから、お褒めのお言葉をいただきました。
私はずっと、地域の中で活躍したい、地域のお役に立ちたいと思って頑張ってきたので、今回、青年部の一員としてお役に立てたことを嬉しく思いました。
まだ入会2年目の私ですが、このたび司会をお任せいただいたこと、光栄であり、感謝です。
また、昨年の事業や今回の記念大会等を通じ、青年部の仲間とも少しずつ打ち解け、お仲間と認めていただけるようになったかなと思えたことも嬉しかったです。
講演会の後は会場をシルクホテルに移し、祝賀会を行いました。
アトラクションには、私の大好きな、東野の大獅子が!
今年はちょうど7年に一度のお練り祭りが開催された年にあたり、地区外の方に、飯田の伝統芸能をPRする良い機会になったと思います。
ものすごい人出のお練り祭りで一番人気の東野の大獅子。お練り祭りでは絶対に不可能な、王様とお獅子との念願のツーショット。
大好きでずっと追っかけをしているので、会長さんともお顔見知りになり、貴重な機会をお許しいただきました。
最後に青年部メンバーで集合写真。
式典から祝賀会まで長丁場でしたが、ご出席いただいた皆さま、ありがとうございました。
ご一緒させていただいた青年部の皆さん、お疲れ様でした。そして、ありがとうございました。
私が下栗(しもぐり、南信州・飯田市上村)で遊休農地をお借りして栽培している、下栗いも(信州の伝統野菜認定)の様子を見に行ってきました。
まずまずの生育状況でホッとしました。
きれいな花も咲かせてくれていました。
畑の写真を撮っていると、近所のおばあちゃんが「“ふっせ”を採ってきな」と話し掛けてくれました。
ふっせとは、収穫の際に取り残してしまったいもから、翌年、自然に生えてくるいものこと。ここ独自の呼び方のようです。
よく見ると、明らかに今年植えたものではないと思われるものがけっこうありました。今年植えたものと生育状態が小さいです。
農作業をする予定ではなかったので、道具も手袋も長靴も持っていませんでしたが、おばあちゃんが三角フォーを借してくれて、掘ってみました。
立派なふっせが生っているではありませんか。
「けっこうだら?」とおばあちゃん。7月下旬の収穫より早く、ふっせはこのくらいの時期に採って食べるのが良いそうです。
おばあちゃんのおかげで、こんなにたくさん“ふっせ”が採れました。
早速、上村産のえごま味噌と食べました。収穫の時期を迎える前に、思いがけず“初物”の下栗いもが食べられて、幸せです。
信州の伝統野菜、南信州・下伊那郡阿南町和合(わごう)地区鈴ヶ沢集落の伝統野菜「鈴ヶ沢なす」の定植会にお声掛けいただき、参加してきました。
私の著書『クボジュンが出会った 南信州を彩る伝統野菜』でも紹介していますが、鈴ヶ沢集落には、なす、うり、南蛮と、信州の伝統野菜に選定される3つの伝統野菜が現存しています。
伝統野菜を通じ、和合に通って4年目。
これまでは取材をさせていただいたり、こちらからお願いして伺っていましたが、今回初めて、地域側から文書で通知をいただき、オフィシャルにお誘いいただきました。
3年間、地道に地域に足を運び続け、やっと認めていただいた気がして、とても嬉しく思いました。
鈴ヶ沢の伝統野菜の栽培は、昨年から長野県の「障がい者農業就労チャレンジ事業」の支援の下、阿南学園就労支援センターの皆さんが主体的に参加しています。
その取り組みは先日、NHKでも紹介されました。
今回の定植会では、就労支援センターの皆さんと、和合に移住した若手農業者の皆さんや、私のように地区外から鈴ヶ沢の伝統野菜を応援している20名ほどで、鈴ヶ沢なすの苗900株を定植しました。
この日のために、就労支援センターの皆さんが堆肥をまき、畝を立て、マルチを張り、穴を開けてこの日の準備をしてくれたそうです。
そのおかげで、作業は予定を上回るペースで捗りました。
地域のみんなで、伝統野菜を守り育てていく…。
その一人に加えていただけていることが嬉しく、私も微力ながら、これからも私にできることで関り続けていきたいと思いました。
6月25日(土)には、どなたでも参加できる鈴ヶ沢南蛮の定植会が開催されます。
鈴ヶ沢の伝統野菜をずっと守ってきたおばあちゃんたちとの交流もできる貴重な機会です。
https://www.facebook.com/events/801650433298968/
南信州(飯田市・下伊那郡)の高校生により選挙の関心を高め、18歳、高校生の投票率100%を目指す飯田下伊那100計画実行委員会が、高校生向け啓発イベントを開催。
選挙権年齢が18歳以上に引き下げになって初の選挙、参院選が間近に迫っていることを受けたもので、地元の高校生がすべて企画運営をしています。
私はオーバーエイジ枠で、高校生に混ざり、どっぷり参加させてもらいました。
実行委員長のKくんとの昨年の出会いは衝撃的で、私の「地元への想いが熱すぎる」と言われたことを覚えています。
Kくんによる、選挙の現状についてのプレゼンが素晴らしく、なぜ18歳、高校生、若者が投票に行かなくてはいけないのか、とても分かりやすく、見学のつもりで行った私も、しっかり勉強させてもらいました。
Kくんのプレゼンは、私たち世代にも聞いてほしいくらいです。
プレゼンするKくん
班対抗での選挙に関するクイズ、高校生の啓発方法を考えるワークショップと続き、楽しみながら選挙への関心を高めることができました。
私の班はクイズで高得点、さすがのオーバーエイジの私は大貢献。
何台ものテレビカメラ、新聞社と、多数の報道機関が取材に入り、注目の高さが伺えました。
ことあるごとに地元の高校生や若者、今、地元を離れている大学生や若者に、刺激をもらい、それが私が地元で頑張る原動力になっています。
今日も高校生に刺激をもらい、私が更に地元で頑張る力をいただいた充実のひとときでした。
いつもありがとうございます。
南信州・飯田市上久堅小野子(おのご)地区の甘く香り高い長人参「小野子(おのご)人参」の栽培が、今年も始まりました。
小野子人参は、長さ30センチにもなる人参です。
昭和30年ころまで盛んに栽培されていましたが、種まきや掘り取りに手間のかかることから、だんだん作られなくなり、忘れ去られようとしていました。
2005年、地域振興にと上久堅の有志が小野子人参クラブを結成し、小野子人参の復活に取り組み、共同で栽培を始め、今に至ります。
現在、30名ほどの会員が栽培に関わり、地元の直売所やイベント等で販売。
小野子人参のほか、小野子ごぼうも併せて栽培しています。
私は地区外の人間ですが、小野子人参クラブに会員として所属。「若い人が来てくれて嬉しい」といつも声を掛けていただき。ほんのわずかな人手としか関われていなくても、地域に必要としていただけていることを嬉しく思っています。
今日は、早朝から種まき作業。
恒例のお茶タイムには、持ち寄りのはちこの煮物、漬け物などたくさんのお茶請けが並び、お昼ご飯がいらなくなるんじゃないかと言うくらいでした。
会員の皆さんとの、地区や年代を超えた交流も、参加の楽しみの一つです。
収穫は10月から。収穫までの作業もできる限り参加して、おいしい人参づくりに少しでもお役に立てたらと思います。
群馬県 富岡甘楽地方議会議員連絡協議会定期総会にて、約70名の先生方に向けて、講演をさせていただきました。
演題は『南信州の食と地域おこし』。
飯田市上村の伝統野菜「下栗(しもぐり)いも」の事例をお話すると、”日本のチロル”として知られる下栗に行ったことがある先生方が数名いて、ソーラーパネルやラウンドアバウトの視察で飯田市に来られた先生もいらっしゃり、県外でも地元・南信州でつながり、思っている以上に南信州が外でも知られていることが嬉しかったです。
すっかり群馬県ファンです。
信州の伝統野菜、飯田市遠山郷の「下栗(しもぐり)いも」の土寄せ作業に行ってきました。
4月に種芋を植え、順調に芽が出ていて、ほっとしました。
栽培は4年目になりますが、まだまだ素人なので、毎回ドキドキです。
南アルプスは霞んで見えましたが、標高1000メートルから眺める空は、いつもきれいです。
お昼は、地元のおばちゃんたちが出迎えてくれる、食事処はんば亭で、いつものように下栗いもコロッケがセットになった「天空そば定食」をいただきました。
南信州・飯田市のお隣、泰阜(やすおか)村のタケノコ狩りツアー!
もう3度目の参加です。
タケノコをはじめ、ワラビ、たらの芽、私の大好きなこごみが収穫できます。
今年は早くから気温が上昇して暖かかったため、こごみはほぼ終わり、ワラビは霜にやられてしまい、あまり採れませんでした。
そこで、スタッフの皆さんが村じゅうのワラビをかき集めて、何とか一人一束のワラビをお土産にしてくださいました。
毎年、当たり前のように山菜を味わい、タケノコ狩りツアーもここ近年の毎年恒例の楽しみなイベントとなっていますが、今回は収穫量は少なくとも、こうして美味しく山菜を味わえるのも、当たり前ではなく幸せなことだと改めて思いました。
このツアーのお楽しみと言えば、タケノコ狩りツアーの昼食。
地元のお母さんたち手作りの山菜づくしです。
お腹も心も満たされて、今年のツアーも大満喫の1日でした。
南信州の山の恵みに感謝。
2012年のタケノコ狩りツアーの様子 → http://kubo-jun.com/?p=380
2013年のタケノコ狩りツアーの様子 ↓
数えで7年に一度行われる、私の地元、南信州・飯田市上郷の飯沼(いいぬま)諏訪神社 式年御柱大祭に、私も一般参加。
楽しすぎる、楽しみすぎました!
御柱と言えば、諏訪の木落としが全国的に知られていますが、飯沼神社は300段もの神社の石段を御柱を曳き上げます。その光景は、他に例がないと言われています。
飯沼神社までの曳行の様子です。
飯沼神社の獅子舞が先導します。
神社石段の曳き上げ。
「よーいそれ!」の掛け声で、皆で力を合わせて曳き上げました。観客も大勢いましたが、やはり祭りは見ているよりも参加するのが断然楽しいです。
11年後、2027年には、ここ飯田市上郷飯沼地区に、リニア中央新幹線の中間駅が設置されます。飯沼諏訪神社からも徒歩5分の位置です。
次の次の御柱は、リニアを見ながら曳行できるかもしれません。
東京・名古屋から、全国から、そして世界から、たくさんの方が飯沼諏訪神社の御柱を見に来ることがあり得るのだと、そんな想いを馳せました。
こうした地域の伝統行事や文化は地域の皆で力を合わせて継承しつつ、新しい時代を迎え、さらに広げていきたいものです。
2016.10.30
2016.10.29
2016.10.10