シニア野菜ソムリエクボジュンの活動ブログ

南信州・下伊那郡阿南(あなん)町に、このたび古民家を改装したカフェ「おどもカフェ」がオープンしました。

“おども”は、ここの地名からきています。

おどもカフェは、地域の人々の憩いの場、癒しの場を作ろうと、阿南町地域おこし協力隊の尾崎さんが協力隊の任期を終えるのを前に、阿南町への定住を目指し、古民家をリノベして開店させました。

私は以前から、尾崎さんより直接、町内にカフェを作りたいとお聞きしていたので、その想いをきちんと形にされ、素晴らしいなと思いました。

お祝いも兼ねて早速、伺ってきたのですが、築50年の古民家を仲間と手作りで改装した店内は、とてもオシャレで居心地の良い雰囲気でした。

古民家カフェ おどもカフェ 長野県

地域おこし協力隊 南信州 下伊那郡 阿南町

メニューは手作りのスイーツに、私の大好きなハーブティーが種類豊富。

同世代の尾崎さんとの会話も楽しく。

南信州の南部方面には、伝統野菜の関係でよく出かけますが、カフェなど立ち寄れるお店がこれまでなかったので、今後は出かける度にひと息ついてしまいそうです。

 

南信州・飯田下伊那地域で愛されている春の味覚“うこぎ”。

生垣として家や畑の周りに植えられているのが一般的で、ごくごく身近な山菜です。

この時期は、近所や親せきからどっさりいただきます。

うこぎ おこぎ 南信州 飯田下伊那 野菜ソムリエ

江戸幕府が干ばつによる飢饉に備えるため、このうこぎを生垣として植えることを奨励したと言われています。

正式には「うこぎ」ですが、飯田下伊那では「おこぎ」とも。

東北でも食べられているところがあるようで、代表的な山菜のタラの芽やこしあぶらと同じウコギ科です。

他にはない「キュッキュッ」という独特の食感と香りが特徴的(私は食感を「キシキシ」と表現するのが好きです)。

山菜の中では調理が非常に簡単で、おひたしや天ぷらにして食べられています。

うこぎ おこぎ おひたし 野菜ソムリエ

 

以前、FM長野さんを訪問した際、手土産にこのうこぎを持参したところ、パーソナリティーの高寺直美さんが、ブログにアップしてくれています。

http://fmntakatera.naganoblog.jp/e1473653.html

 

ではでは、そのうこぎ、おひたし、天ぷら以外のレシピを一つご紹介します。

私が6年半近く連載している、南信州新聞『美味しいレシピコーナー』に掲載した「うこぎご飯」です(2014年4月12日掲載)。

【材料】(1人分)

白飯  … ご飯茶わん1杯

おこぎ …  20g

しらす … 大さじ2

【作り方】

①  おこぎは水洗いしておく。沸騰した湯に塩ひとつまみを入れ、30秒ほどゆでて水にさらす。

②  水気をよくしぼり、しらすと一緒に白飯に混ぜる。味を見て塩気が足りなければ、お好みで塩を加える。

うこぎ おこぎ レシピ クボジュン 野菜ソムリエ

簡単なので、ぜひお試しください。

 

保存方法もご紹介しておきます。

一度に食べきれない場合は冷凍保存がおすすめです。固めにゆでて冷水にさらし、水気をよく切り小分けにして冷凍庫へ入れてください。

山菜の中でも調理が簡単なので、3月下旬~4月中旬に南信州・飯田下伊那を訪れる機会があれば、地元の直材所で手に入れて、ぜひ味わってみてください。

 

畑に行く時の必需品、長靴。

数年前に購入した日本野鳥の会の長靴がお気に入りです。

著書『クボジュン出会った 南信州を彩る伝統野菜』でも、この長靴を履いて登場しています。

いよいよ劣化が激しくなり、今年のシーズン前に新調することに。

いろいろと調べたのですが、この日本野鳥の会の長靴を超えるものに出合えず、色もこのブラウン以外考えられず、全く同じものをリピート購入しました。

この長靴なら、畑に出掛ける度に、履く度にテンションが上がります。

2代目も愛用します。

日本野鳥の会 長靴 ブラウン

 

2016年の秘境通いがスタートしました。
4年目となる信州の伝統野菜・下栗(しもぐり)いもの栽培、始動です。

下栗地区(長野県飯田市上村・遠山郷)の遊休農地利活用事業に参加し、「下栗ボランティア」のメンバーとして、遊休農地をお借りし、下栗の農業チームの皆さんにご指導いただきながら、下栗いもと蕎麦の栽培に取り組んでいます。

 

今年初の作業は種芋植え。

飯田市 上村 遠山郷

師匠たちに指導とお手伝いをいただき、あっという間に終了です。

下栗いも 信州 伝統野菜 

下栗いも はんば亭 しらびそ高原

もんぺも今年初!

 

作業後恒例のお楽しみと言えば、遠山名物ジンギスのバーベキュー!県外などから参加している他のグループの皆さん、下栗の師匠たちと、屋外で交流しました。

ジンギスカン 焼き肉の街 飯田市

高原ロッジ 日本のチロル 下栗の里

ところで、ここ上村でジンギスと言えば、清水屋!下栗のバーベキューではおなじみです。

清水屋 ジンギス 飯田市上村

 

下栗通いは、下栗いもが美味しいのと、素晴らしい景観はもちろん、下栗の皆さんとのこういった心の交流があるから、やめられません。

今年も美味しい下栗いもが採れますように。

 

下栗いもの詳細については著書『クボジュンが出会った 南信州を彩る伝統野菜』で。

 

南信州は、樹齢300年を超える古木や樹形の美しい銘桜が数多く残る地域。全国的にも珍しいとされ、「一本桜」の名所でもあります。

信州で一番早く咲く桜として知られるのが、長野県最南端・下伊那郡天龍村のJR飯田線伊那小沢駅構内に咲く「カンザクラ」。

標高差のある地形のおかげで、早ければ2月下旬頃に開花するこのカンザクラを皮切りに、5月のゴールデンウィーク頃まで、各地で桜を愛でることができます。

数多くある南信州の桜の中から、私の好きな桜や代表的なものをいくつかご紹介します。

舞台桜 飯田市座光寺 元善光寺

舞台桜(飯田市座光寺 麻績の里) 樹形がきれいなしだれ桜です。

黄梅院 飯田市 桜

黄梅院(飯田市) 紅梅を思わせる赤みの濃さが特徴。 今年は例年以上に濃く、美しかったです。

くよとの桜 飯田市毛賀

くよとの桜(飯田市毛賀) 供養塔があるのでこう呼ばれてきた。桜の木の下の道は旧遠州街道。

 

安富桜 飯田市美術博物館 長野県

飯田市美術博物館の長姫のエドヒガン 通称:安富桜(やすとみざくら)  樹高20メートルの大木 長野県天然記念物

夫婦桜 飯田合同庁舎

夫婦桜(飯田合同庁舎)  別々の2本の桜が重なり、1本の桜のように見える。

清秀桜 飯田市 愛宕神社

清秀桜(せいしゅうざくら) 飯田市愛宕稲荷神社 樹齢750年以上は飯田市最古 飯田市天然記念物

 

今回ご紹介したのはほんの一部です。まだまだ他にも素晴らしい一本桜がたくさんあります。

ぜひ南信州に一本桜巡りに足を運んでください。

 

長野県飯田市の通称“丘の上”で、7年に一度開催される飯田お練りまつりが、このほど行われました。

飯田お練りまつりは、大宮諏訪神社の式年大祭として、7年に一度行われています。
大勢の人々が街に出て練り歩くことから、お練りまつりと呼ばれるようになったようです。

お練りまつりは約350年の歴史を持ち、古式ゆかしい行列が連なる神輿渡御(みこしとぎょ)の神事に始まり、大名行列や東野大獅子に代表される多くの獅子舞や伝統芸能が、飯田の中心市街地を賑やかに練り歩きます。

 

私には、大学卒業後、地元・飯田市に戻ってから3度目の“お練り”。

残念ながら子どもの頃に見に行った記憶がなく、前回ものすごい追っかけをし、このお祭りが大好きになり、今回のお練りもかなり前から楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。

 

今回初めて、このお練りでしか見られない東野の大獅子が7年の眠りから覚めるところを、獅子が眠る大宮神社の太子堂まで早朝、見に行きました。

飯田お練りまつり 東野の大獅子 大宮諏訪神社

日本一とも言われる東野大獅子は、重さ30キロの頭に胴体となるほろと屋台が25メートルにわたり連なる巨大な獅子です。

350人にもの保存会員が4日間にわたって多彩な舞を繰り広げます。

飯田お練りまつり 獅子 東野

間もなく7年の眠りから覚める大獅子

 

巨大獅子を操る王様(宇天王・うてんのう)。

お獅子ももちろんかわいくて好きですが、この王様がまたかっこいいのです!

東野大獅子 王様 宇天王

王様(宇天王)

東野の大獅子 飯田信用金庫 所望

そしてこれまたお練りでしか見られない本町三丁目の大名行列も、初日の一発目、地元・本町三丁目を出発するところをはじめ、3日間のうち3回駆けつけました。

飯田お練りまつり 大名行列 化粧傘

宮下勝吉 大名行列 本町三丁目

先頭の化粧傘の宮下勝吉さん。今回で3度目の化粧傘。 今回が役者として最後の出演。

飯田お練りまつり 本町三丁目 大名行列 

そして、メインの2日間は初日、飯田商工会議所青年部の動員で、朝イチから昼過ぎまでガイドブック販売のボランティアをさせていただきました。

飯田お練りまつり 公式ガイドブック

ボランティアの後は、これまで何度も足を運び、仲良くさせていただいている方も多い天龍村の満嶋掛け太鼓を見に駆け付けました。

知ったお顔がたくさん。

個人所望は前例なしということで、お花を買わせていただき、フルキャストと写真を撮らせてもらいました。

天龍村は長野県内高齢化率ナンバーワンの村ですが、若い彼らの力強い演技からはそれを感じさせません。

天龍村 満嶋掛け太鼓 飯田お練り祭り

最終日は朝イチから出かけ、名残惜しみながらほぼ1日、数々のお獅子や演舞を見て回りました。

 

3年前から信州の伝統野菜・下栗(しもぐり)いもの栽培で通っている、秘境 遠山郷(とおやまごう)・飯田市上村の中郷(なかごう)獅子舞は、雌雄の2匹の小さなお獅子がかわいかったです。

個人で所望をさせていただき、一緒に写真を撮らせてもらいました。

お獅子の中から「クボジュン!」て呼んだのは誰でしょう!?笑

上村中郷獅子舞 遠山郷 飯田市

今回のお練りは、フルで4日日間満喫しました。

私にはこの地域のお祭り好きの血が流れているんだなと実感。

伝統的なお祭りの残るこの南信州・飯田市に生まれて、また戻ってきて良かったとしみじみ思った、今回のお練りまつりでした。

また次回7年後を楽しみにー。

 

2016年03月15日Tue

下伊那若手職員交流会に参加

 

下伊那若手職員交流会に参加させていただきました。

長野県庁より、下伊那郡の町村役場に出向中の若手職員の方が企画し、2015年から開催されています。

長野県飯田市・下伊那郡の市町村役場に勤務する若手職員の交流が目的です。

 

今回、私が所属する南信州次世代会議にもお声を掛けていただいたことをきっかけに、飯田青年会議所にもつなぎ、次世代会議と青年会議所の両方の所属で参加させていただきました。

市町村役場職員のほか、飯田信用金庫、八十二銀行、JAみな信州からも参加されていました。

各所属ごとに壇上で自己紹介を行い、私は次世代会議を代表して、活動内容を紹介。

 

概ね30歳までの職員の方が対象でしたので、私はオーバーエイジではありましたが、自分より若い世代の方たちとの交流は、さまざまな意味で刺激になりました。

 

主催の長野県庁若手職員の方たちとは、事前にお会いして情報交換をさせていただいたのですが、県、市町村の垣根を越えて、地元の若手の職員がつながることで何かできないかと真剣に考えておられ、その一歩を踏み出し、これだけ大きな会を継続して開催されていること、本当に素晴らしいと思いました。

これからの県政を担う若手職員の方が、常に何かできないかと考え、こうやって自主的に動いていらっしゃり、今後の県政に明るい未来を感じずにはいられませんでした。

 

日頃、接点のない世代の方と交流できた貴重な機会をありがとうございました。

下伊那若手職員交流会 長野県 飯田市

最後の集合写真 クボジュンは左端に

 

長野県飯田市立高陵中学校にて、飯田商工会議所青年部のメンバーで、1年生に向けて職業講話を行ってきました。

 

来年度、職場体験学習をするにあたり、それに向けての進路学習の一環で開催されています。

高陵中は私の母校で、3年連続3回目の登壇。

 

昨年出版した著書クボジュンが出会った 南信州を彩る伝統野菜は、学校図書館に置いていただいてあり、母校で後輩に講演できたり、自分の本を読んでもらえるとは、当時は想像もつきませんでしたが、これからも私の活動を通して、子どもたちに伝えられるものがあれば嬉しいです。

高陵中学校 飯田市 職業講話

2014年の初めての職業講話の様子→http://kubo-jun.com/?p=704

2014年の飯田市立旭ヶ丘中学校での職業体験学習講演の様子→http://kubo-jun.com/?p=1259

 

飯田信用金庫様のリニア中央新幹線に係る調査 最終報告会に、来賓として出席させていただきました。

報告書の中で、「食」と「農」への視点として、私の活動を事例として取り上げてくださいました。

飯田信用金庫 リニア中央新幹線 報告書

~食の分野では、シニア野菜ソムリエ久保田淳子氏が、リニア将来構想の一つである「食」と「農」について、南信州地域おける伝統野菜の産地や地域の現場に出ている経験、女性の観点からとしての野菜について講演活動、執筆活動中心に理解と活用を深める活動に尽力されている。~全文ママ

南信州 食 農 女性起業家

信金様には、私の著書クボジュンが出会った 南信州を彩る伝統野菜を全支店の窓口に置いていただいたり、私の活動を日ごろからご支援いただいています。

また、三遠南信関連のプロジェクトで専門家をさせていただいたり、地域の人材としても登用いただいています。

 

今回のこの評価はとても嬉しく、活動の励みになりました。

これからも、積極的に地域の現場へ出かけ、女性の観点を大切にしながら、南信州の食と農の発信に尽力していきたいと思います。

 

事業構想大学院大学・飯田市プロジェクト研究2期生の事業構想発表会へ伺ってきました。

牧野光朗市長も発表をお聞きになっておられ、佐藤健副市長もプライベートでお越しになられる中、12名の2期生が1年間の研究を経たそれぞれの構想を発表されました。

事業構想大学院大学 飯田市 プロジェクト研究

私は2015年度の1期生として選抜いただき、学ばせていただきましたが、1期生同期で継続して2期生に参加した3名の発表を聞き、構想は全く違うにせよ、この1年で大きく差がついてしまった気がして、焦りを感じずにはいられませんでした。

 

2期生から参加した方の中には、南信州の食と農で構想を作った方がいて、アドバイスを求められ、何度か相談に乗らせてもらったりしましたが、素晴らしい内容にまとまっていて、必ずやるんだという意気込みも伝わり、私もわずかでもお力になれたことを嬉しく思いました。
多くの刺激を受けて、私もまた動きたくなりました。

私も負けてはいられません。

今月末からは、今年の伝統野菜の栽培で秘境通いがスタート。
地域から地域へ、忙しく飛び回ります!

 
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